財産は“実質没収” 夏は灼熱 冬は氷点下

ロサンゼルスから北へ約300キロ。山々の麓に広がる荒野に、マンザナー強制収容所の跡地はあります。

(矢野司記者)
「私はいま第2次世界大戦中、日系人1万人以上が収容された、マンザナー強制収容所の跡地に来ています。11月で風はとても涼しいんですが、日差しが肌を刺すように照りつけ、痛みを感じます」

ここには1万人以上の日系人が潜在的な危険として強制収容され、財産は実質没収、粗末なバラック建ての家で夏は灼熱の砂嵐、冬は氷点下の中、過酷な生活を強いられました。