明治35年に旗揚げし、華やかな舞台で多くの人を魅了する木下サーカス。その1世紀以上もの歴史を支えているのは何なのか。ステージの舞台裏に密着しました。
世界トップクラスの人気を誇る木下サーカス

創業123年の木下サーカス。屋台骨になっているのは、観客をひきつける驚異的なパフォーマンスです。

なぜ、このような卓越した技術をもつパフォーマーが生み出されているのか?

その秘密は、公演後の夜、テントで行われている「ある特訓」にありました。団員たちが集まって練習しているのは、華麗なアクロバット、と思いきや…前転でした。

(高岡由侑さん)
「体を締めてキープしないと。肩を上げない前転の時に。肩が上がっているから」
ただの前転でも細かく指摘をしているのは、若手の育成を担当している高岡由侑さんです。

(若手育成担当 高岡由侑さん)
「何事も基礎が大事といいますが。この基礎を通じて自分の体を操れる、体操ですね。操れるように訓練してます」














