熊本県の八代広域消防本部は、部下へのパワハラ行為などで職員2人の懲戒処分を発表しました。

消防本部によりますと、44歳の男性消防司令補は去年7月ごろ、職場で筋力トレーニングをしていた際、持ち込みが認められていないボクシンググローブを使って部下の肩を叩きました。

消防本部が今年2月に行った職員へのハラスメントアンケートで「過度な筋トレが強要されている」との回答があったことから、管理職がこの消防司令補を注意しましたが、今年5月には同じ部下の体を押し、部下はバランスを崩して右腕を負傷したということです。

そのため消防本部は、一連の行為はパワハラにあたるとして、この消防司令補を停職1か月の処分としました。