アンパンマンの作者「やなせたかし」さんの作品や、高知で過ごしたエピソードなどを紹介した企画展が土佐清水市の「SATOUMI」で始まりました。

企画展「やなせたかしと高知の話」は連続テレビ小説「あんぱん」で注目の集まっている高知観光について、高知県西部や東部にも波及させたいと企画されました。展示スペースには「やなせたかし」さんの直筆画やタペストリー、高知での足跡がたどれるパネルなどが展示されています。開催地域にちなんだ作品も展示されていて高知県土佐清水市のシンボルである足摺岬灯台に沈むまっかな夕日をヤブツバキの花で表現した作品が目を引きます。

(「やなせたかし」と高知の話 田所菜穂子 ディレクター)
「(やなせたかしさんは)ふるさと高知にたくさんのキャラクターなどを残している。改めて高知の皆さんにも、観光客の皆さんにも「やなせたかし」と高知のかかわりを、ご紹介したいと思います」

地域の観光と合わせて企画展を楽しんでもらおうと「SATOUMI」では入館時、「やなせたかし」さんがデザインしたパッケージのお菓子がプレゼントされます。企画展は12月21日までで2026年1月には安芸市で3月には北川村で開催される予定です。