地域交通を担ってきた2つのバス会社が、合併することとなりました。中通りを中心に路線バスを運行する「福島交通」は、「会津乗合自動車」と、来年4月1日に、経営統合することとなりました。

両社はともに、全国のバス会社などを子会社に持つ「みちのりホールディングス」の傘下で、営業エリアが隣接していました。
発表によりますと、今回の合併は「対等合併」ですが、法的には福島交通が会津乗合自動車を吸収する形をとるということです。一方、「福島交通」や「会津バス」といった名称や車体のカラーリングは、維持する方針です。

合併の理由について、福島交通などは、「会社の枠を超えた一体経営で、多くのメリットが実現される可能性が高い」としていて、車両や運転士の効率的な運用のほか、営業部門の統合などが想定されています。
これにより、中通りと会津で700台あまりのバスを保有し、従業員1200人を超えるバス会社が誕生します。














