紅葉シーズン真っ只中の岡山県北で、登山者の遭難に備えようと警察が山岳救助訓練を行いました。

「きつくないですか。大丈夫ですか」
「はいOKです」

岡山県新庄村のキャンプ場で行われた訓練には、真庭警察署を中心に14人が参加しました。

応急処置や搬送の手順を確認したあと、男性が登山中に負傷し動けなくなったという想定で救助訓練を実施。警察のドローンが遭難者を発見したとの連絡を受け、捜索隊が現場に向かい男性を救出しました。

(真庭警察署 三宅幸治地域課長)
「山岳遭難の多くは、経験や知識体力不足で発生しています。的確な登山計画、充分な装備を準備していただき、事故防止に努めていただきたいと思います」

警察によりますと今年、岡山県では14件の遭難が発生し、2人が死亡しているということです。