広島県廿日市市のコンビニエンスストアで9日深夜、強盗傷害事件が発生し、無職の男が現行犯逮捕されました。

強盗傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、住居不定、無職の志村明範容疑者(54)です。

警察によりますと、志村容疑者は、9日午後11時ごろ、廿日市宮島口西のコンビニで、たばこ2箱などを盗んだうえ、声をかけてきた男性店員(53)の頭を電柱に打ち付け、けがをさせた疑いが持たれています。

警察の調べに対し、志村容疑者は「盗んだことは間違いない。店員を電柱に打ちつけたことは覚えてない」と供述しているということです。

男性店員は志村容疑者に店の外で声かけし、もみ合いになりましたが、志村容疑者を取り押さえ、駆けつけた警察官に引き渡したということです。

志村容疑者に所持金はなかったということで、警察は事件の詳しいいきさつを調べています。