第11管区海上保安本部は、機関砲の発射試験が続いていたにも関わらず、誤って訓練終了を通知していたと発表しました。
第11管区海上保安本部は、今月8日午前8時から宮古島の沖合およそ40キロの海上で発射試験を実施すると、沖縄近海を航行する船舶に対し、7日に無線で通知しました。
第11管区海上保安本部によりますと、発射試験は宮古島海上保安部に所属するPS型と呼ばれる小型の巡視船2隻を対象に、20ミリ機関砲が発射できるかどうか動作確認するものと、命中精度を確認する2つの試験で、8日の午前9時半から正午まで実施されました。
しかし、発射試験が続いていたにも関わらず、第11管区海上保安本部は8日午前11時20分に試験が終了したと、誤って無線で通知したということです。
第11管区海上保安本部の職員が機関砲の動作確認終了を、すべての試験が終わったと誤認したことが原因だということです。
誤通知による船舶への被害はありませんでした。
第11管区海上保安本部の坂本誠志郎本部長は、「重く受け止め、県民に不安を抱かせることがないよう、安全の確保を第一に再発防止に努める」とコメントしています。
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