田んぼに水を張らない「乾田直播(かんでんちょくは)」という新しい栽培方法で収穫された新米の販売会が1日、国頭村で開かれました。
国頭村の「道の駅ゆいゆい国頭」で販売会を開いたのは、県内では珍しい乾田直播栽培に挑戦する農地所有適格法人「CEO」です。
会場では、新しい米作りを知ってもらおうと、炊き立てご飯や米粉を使ったお菓子の試食も提供されました。
▼「CEO」中牟田吉太郎 代表取締役
「水田によるお米栽培よりも作業の負荷もかからず大量生産ができると踏んでおりますので、コストを抑えたお米作りには適性(がある)と判断しております」
「乾田直播」にはメリットも
畑での稲作は温室効果ガスの排出が少ないメリットがあるほか、県外では植え付けから収穫まで4か月ほどかかるところ、県内では3か月ほどで収穫できるため、取り組む意義は大きいということです。
中牟田代表は、今後県内の耕作放棄地を活用して栽培を広げていきたいと意気込んでいました。(1日 北部通信員 岸本幸平)














