米沢市の他、クマはきょうも県内各地で目撃されています。
飯豊町ではクマが住宅敷地の柿の木の上に4時間ほど居座りました。
このクマは捕獲され、山奥に放されました。
飯豊町によりますときょう午前6時45分ごろ、飯豊町中の住宅の庭にクマ1頭がいるのを住民が目撃しました。
その後、一時クマの行方はわからなくなりましたが、およそ2時間後の午前9時ごろ、同じ集落の住宅敷地内にある柿の木の上にクマがいるのを近くの人が発見しました。

クマは木のてっぺん近くで木になっていた柿を食べていたということです。

その後、市や警察、猟友会が監視を続けましたが、木の上での目撃からおよそ4時間後の午後1時ごろ、獣医が麻酔銃を撃ち、クマは木から落ちてきたところで捕獲されました。

その後、クマは人気のない山奥に放たれたということです。
クマは体長およそ1メートルの子グマと見られ、このクマによる人への被害は確認されていません。
クマは、他にも、新庄市や三川町などで目撃されています。
県内では、今月2日まででクマの目撃件数が2103件と過去最多を更新しています。
2003年の統計開始以降、これまで最多だった2020年の795件から激増していて、県が注意を呼びかけています。















