大船渡市の中学生が7日、地域特産のワカメを使って調理実習を行いました。
2025年閉校した末崎中学校の伝統の授業が、統合先の学校へ引き継がれました。

調理実習を行ったのは大船渡中学校の3年生65人です。
メニューは末崎町で養殖されたワカメの芯の部分を使ったチヂミで、地域で飲食店を営む料理人を講師に、生徒が調理に挑戦しました。

20年あまりにわたって、地域特産のワカメの養殖や調理の体験などを授業に取り入れてきた末崎中学校が3月に閉校したことから、伝統を絶やさぬよう、統合先の大船渡中学校に調理実習が引き継がれました。

(生徒は)
「楽しかったし、統合したからこそできることなのでうれしいです」

生徒たちは早速出来立ての味を堪能しました。生徒たちは地域の産業に理解を深めながら、特産のワカメに舌鼓を打っていました。














