知人女性らに向精神薬を譲り渡したとして、福岡県の筑豊地区の診療所に勤務する女性看護師ら3人が書類送検されていたことがわかりました。
麻薬取締法違反の疑いで書類送検されたのは、筑豊地区の診療所に勤務する60代の女性看護師と30代と40代の女性准看護師です。
3人は去年12月から今年6月にかけて、診療所の元従業員や学生時代の同級生ら女性3人に対し、向精神薬である睡眠導入剤をあわせて870錠譲り渡した疑いが持たれています。

九州厚生局麻薬取締部によりますと、3人は診療所のIDを使って卸売業者から自費で薬を購入し、購入金額とほぼ同じ価格で譲り渡していたということです。
麻薬取締部の聞き取りに対し3人は「仕入れ値のような安い価格で買えるからやっていた」などと話し、容疑を認めているということです。














