15日、東京で聴覚に障害がある人の国際スポーツ大会「デフリンピック」が開幕します。夢舞台に挑む奥州市出身のスプリンターを取材しました。

夜の陸上競技場で練習に励むのは奥州市出身の今野桃果選手です。
聴覚障害のある人の国際スポーツ大会「デフリンピック」で、陸上女子200メートルと4×100メートルリレーに出場します。

(今野桃果選手)
「デフリンピックに選ばれたときは私本当に選ばれた?と思い、うれしかった」
日本初開催となるデフリンピックは、バドミントンやテニス柔道など21の競技が15日から26日まで行われ、およそ80の国と地域からおよそ3000人の選手が出場します。

岩手県からは今野選手を含め陸上、ハンドボール、ボウリング、バスケットボールの4競技に合わせて6人が出場します。
このうち、今野選手が出場する陸上競技では選手が聞こえないためスタートを知らせる音の合図がありません。

変わりになるのがこちらです。
3種類の色のランプを順に光らせることでオンユアマーク、セット、スタートの合図となります。














