熊本市は4歳の女の子が腸管出血性大腸菌(O157)に感染し、合併症も発症したと発表しました。
O157に感染したのは、熊本市に住む4歳の女の子です。
女の子は10月29日、発熱や腹痛の症状を訴え、医療機関で受診しましたが、原因は分かりませんでした。
その後も症状が続いたことから、入院して調べたところ、溶血性尿毒症症候群(HUS)の発症がわかり、さらに詳しい検査の結果、O157の感染が判明しました。女の子は現在も入院していますが、回復に向かっているということです。
HUSは急性腎不全の一つで、O157が重症化した時に発症しやすいということです。
感染経路はわかっていませんが、一般的には菌に汚染された食品を口にすることで感染することから、熊本市は手洗いの徹底や食品の十分な加熱などを呼びかけています。
今年の熊本市のO157の感染数は21件で、HUSの合併は1件目です。














