富山県氷見市の菊地正寛市長は6日の会見で、10月末に氷見市など県内5つの市で液状化対策にかかる費用の住民負担をなくす方針を決めたことを受けて、「対策のスピードアップを図りたい」と話しました。

氷見市 菊地正寛市長
「住民負担がないということで、住民の皆さんも今後の生活再建についての判断もこれまでよりしやすくなったのかなと思う。さらに安心に暮らせる街になるようにしていきたい」

維持管理費の一部については県からの支援が決まっていますが、国に対しても引き続き財政的な支援を要望したいとしました。

菊地市長
「関係5市と足並みを揃えて、県とも力をあわせて国にさらなる支援を求めていきたい。各市で負担する予定にしている部分についても、できるかぎり費用を軽減できるような工法もいくつかあると伺っているので、有利な財源等を活用しながら市の負担もなるべく少なくなるように工夫していきたい」