2026年春の金沢市長選挙に立候補を表明している現職の村山卓氏が6日、立憲民主党石川県連に選挙戦での協力を求めました。

村山氏は6日午前、金沢市の立憲民主党県連の事務所を訪れ、一川政之幹事長に推薦願を提出しました。

市長選と同日の投開票が濃厚となっている県知事選には、現職の馳浩氏と、村山氏が副市長だったときに共に行政運営を担った前金沢市長の山野之義氏の2人が立候補を表明しています。

一川幹事長が、両者との選挙戦での連携をただすと、村山氏は「今後、陣営と考えていきたい」とし、明言を避けました。

立憲民主党石川県連・一川政之幹事長「金沢市長選に関しては候補者が出そろってないということもあるので、そちらの方もしっかり見極めながら、立憲にも金沢市議会議員がいるので、そういった方の意見も大事にしながら今後は決めていきたい」

金沢市長選には、共産党などでつくる市民団体から中内晃子氏が立候補を表明しているほか、自民党の田中敬人県議や、金沢市出身で世界平和統一家庭連合=旧統一教会の元会長・徳野英治氏が出馬の意向を示しています。