大阪府感染症情報センターによりますと、2025年第44週(10月27日~11月2日)の大阪府内におけるインフルエンザの報告数は、前週から134%増の3,879例で、定点あたり報告数は13.33となりました。

 定点あたりの報告数が10を超え、今シーズン初めて「インフルエンザの注意報レベル」を超えました。

 昨シーズンに注意報レベルを超えたのは第49週(12月2日~12月8日)で、今年は例年より1か月早く流行期がはじまっていると言えます。

 ブロックごとの定点あたり報告数は、以下の通りで、11ブロックのうち、大阪市東部以外で10を超えています。最も高いのは南河内ブロックです。

豊能11.06
三島11.81
北河内14.53
中河内10.79
南河内22.70
堺市14.08
泉州14.27
大阪市北部10.70
大阪市西部18.00
大阪市南部11.54
大阪市東部8.95

 年齢別では、10歳から14歳が25%と最も多く、次いで20歳以上となっています。

 学校などでは学級閉鎖をしているという報告も相次いでいて、今後さらに患者数が増加する恐れがあり、注意が必要です。