今年のプロ野球ドラフト会議でホークスが1位指名し交渉権を獲得したアメリカ・スタンフォード大学の佐々木麟太郎選手にホークスの城島CBOが現地時間の4日、アメリカの大学に訪れ、指名のあいさつを行った。

ホークスが1位で交渉権を獲得した佐々木麟太郎選手は現在、スタンフォード大学の2年生。

花巻東高校で高校通算140本塁打を放った超高校級スラッガーにプロから注目を浴びたが「全米大学選手権での優勝」を目標に掲げ、佐々木選手はプロ志望届を提出せずアメリカの大学進学を選択。来年、大学野球のシーズン終了後に解禁となる交渉に向けて、ホークスが強行指名した。

渡米した城島CBOは現地時間の4日、佐々木麟太郎選手に指名のあいさつを行った。

佐々木選手は大学の広報を通じて「ホークスに指名していただいたことは大変名誉な事と思っています。プロの世界で活躍することは、私の夢でもありますそのためにも今はスタンフォード大学の授業と来シーズンに全力で集中しています。良い将来となるよう引き続き頑張っていきます」とコメント。

来年、大学のシーズン終了後に解禁となる交渉に向け、城島CBOが猛アタックをしかける。

城島CBOコメント

「今回は指名したという挨拶だけですね。それとスタンフォード大学という所の敬意というか、彼はここの選手ですから、来シーズンも彼はここでプレーする訳ですから、結果的にはお騒がせしているという挨拶というか」

――ホークス・MLB・大学残留の選択肢について
「こればっかりは彼の7月のアメリカのドラフトまで待たないといけないですから、どちらにしても彼が来シーズン、良いシーズンを送って、もちろんそれで評価も上がってメジャーにいくという風になっても我々は彼の意思を尊重したいというのは、ドラフトで指名した時から言っているので、うちに縁があって、うちでやってくれれば一番良いかなと、自分たちの球団は思っています」