山梨県が導入を検討している新たな交通システム「富士トラム」について長崎幸太郎知事は、実用化されている中国での視察を踏まえて「高度な運行管理システムだ」と述べました。
県は富士山の麓から五合目までの富士スバルラインで磁気誘導で走る「富士トラム」の導入を検討しています。

きょう4日の定例会見で、長崎知事は先月27日に中国四川省の宜賓市で実用化されているトラムに初めて乗車し、運行管理センターなどを視察したと明らかにしました。
現地では約90㎞にわたりAIを活用したシステムが構築されていて、トラムが発端となった事故はないと確認したということです。
長崎知事:
「高度な運行管理システムに驚いた。実物を多くの皆さんに見ていただきたい。それが実現できるように努力している」
なお県では来年中にトラムの実証実験を実現したいとしています。














