国連の安全保障理事会で北朝鮮の人権状況について議論する会合が開かれ、日本やアメリカなど31か国が拉致問題解決を強く求める共同声明を発表しました。
国連安保理で9日、北朝鮮の人権状況についての非公式会合が開かれ、常任理事国のアメリカやイギリス、フランスのほか、日本などあわせて31か国が共同声明を発表しました。
米国 トーマスグリーンフィールド国連大使
「我々は北朝鮮に対し、拉致被害者と行方不明者に関するすべての問題を解決し、直ちに彼らを帰還させることを強く求めます」
共同声明では日本人拉致問題などの早期解決を強く求める内容が盛り込まれ、日本の石兼国連大使は「一刻の猶予もない中、国際社会の理解を得るために全力を尽くしたい」などと述べました。
また声明では、北朝鮮の市民が深刻な経済的困難と栄養失調に苦しんでいるにもかかわらず、限られた資源で武器開発を行っているなどと指摘。安保理のすべての理事国に対し、北朝鮮による人権侵害について来年の公開会合開催を支持するよう要請しました。
注目の記事
東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

防災グッズ、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 初の「後発地震注意情報」発表、去年の「南海トラフ臨時情報」から学ぶ対応

かわいさ=痩せていること?「ありのままじゃ駄目なのかな?」 ”世界トップレベル”に痩せている日本人女性 「ルッキズム」が引き起こす無理なダイエットの危険性

「ひみ寒ぶり」記録的不漁でブリ丼4380円 目当ての観光客も高値に戸惑い 北陸の港町に”経済効果10億円”もいつ富山湾へ

「どうした?」突然姿を消した仲間…瞳孔は開き、脈もなく草原に倒れていた 心臓が止まった後 運命を分けた“5分” 熊本









