SNS型投資詐欺の被害を未然に防いだとして、宮崎県三股町の銀行員3人に警察から感謝状が贈られました。
都城警察署から感謝状が贈られたのは、宮崎太陽銀行三股支店の行員、山崎悦男さんと藏屋 恵さん、それに、外薗京子さんの3人です。
3人は、先月8日、銀行を訪れた60代の男性が「株式の購入として100万円を振り込みたい」と言ってきたことから振込先を聞いたところ、証券会社ではない会社だったため、詐欺の可能性があると判断し、警察に通報しました。
男性は、「AIが株式投資を教えてくれる」というサイトからSNSアカウントに誘導され、指定された口座に振り込みを指示されていたということです。
(宮崎太陽銀行三股支店 藏屋 恵 さん)
「窓口で日常的にお客様とのコミュニケーションを大切にして、大切なお客様の資産を守れるように頑張りたい」
県内の今年9月までのSNS型投資・ロマンス詐欺の被害総額は、あわせて8億5000万円余りにのぼっていて、前の年の同じ時期を3億円以上上回っています。
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