ブリの幼魚ツバイソ・フクラギのことし9月の漁獲量が、平年の4倍を超える豊漁だったことが、富山県水産研究所のまとめでわかりました。

9月の富山湾のツバイソとフクラギの漁獲量は793トンで、過去10年間の平均191トンのおよそ4倍の水揚げとなりました。

県水産研究所によりますと昨シーズンはブリが好調で、親となる成魚が主な産卵場の東シナ海で多くの卵を生んだことで、富山湾に来遊する幼魚が多くなっているのではないかということです。

豊漁は10月も続いていて例年、フクラギ漁のピークは11月まで続きます。

また能登半島地震後に不漁が続いていたシロエビの9月漁獲量は70トンで、平年並み(88%)まで回復し10月も好調が続いているということです。