法務省は、名古屋刑務所の刑務官22人が受刑者に暴行や不適正な処遇を行った疑いがあると明らかにしました。

法務省によりますと刑務官22人は20代から30代で、去年11月から今年8月にかけ3人の男性受刑者に対し、顔や手をたたく、アルコールスプレーを顔に噴射するなどの行為を繰り返した疑いがあります。

今年8月に60代の男性受刑者が、左目付近にケガをしているのがみつかり、その後の調査で判明しました。

法務省の調査に対し「受刑者らが指示に従わず、大声を発したり要求を繰り返したりするなどしたため行為に及んだ」という趣旨の話をしているということです。