有事を念頭に策定が進められる政府の国民保護計画で、佐賀県への避難が想定されている与那国町は1日、島の伝統芸能などをPRするイベントを佐賀県で実施しました。相互交流を本格化させています。
この催しは、政府の国民保護計画で与那国町の住民約1700人の避難先が佐賀県と想定されたことを契機に、地域間の交流を図ろうと与那国町が主催したものです。
佐賀駅前の広場では、与那国町の嶋仲公民館のメンバーが、国の重要無形民族文化財「与那国島の祭事の芸能」を披露。訪れた人たちは、日本最西端の島の文化を直に感じている様子でした。
▼鑑賞した佐賀県民
「驚きました。迫力もあるし、良かったです」
「初めて見ましたけど素晴らしいですね本当に。行ってみたくなりました」
与那国町が佐賀県でPRイベントを行うのは初めてで、今後は観光や芸能のみならずスポーツなど幅広い分野で相互交流を深めていきたいとしています。
  













