3日、長崎市の護国神社で、境内の一番札を目指して子どもたちが坂を駆け上がる「坂のぼり」が開かれました。

目指すは坂の上の一番札!子どもの健康や体力向上を目的に3年前から始まった「坂のぼり」です。

プロ野球選手も自主トレで使う急な坂道を年中から小学6年までの男女およそ150人が駆け上がりました。

5年生男子の部に挑むのは去年、一番札を手にした林田直弥さんです。

(5年生 林田直弥さん)「ちょっと緊張しています。目標はまた1番になることです」
上々のスタートを切った林田さん。
しかし、坂をのぼりきった最後の直線まで先頭を守ることはできませんでした。
最後まであきらめず粘りの走りを見せますが、目標の一番札には届かず2着でゴールしました。
(5年生 林田直弥さん)「もうちょっと踏ん張れたら頑張ってたと思います。来年こそは1位を獲って終わりたいです」
6年生が走るのは最も長い380メートル。一番札を手にしたのは男女どちらも陸上経験者の2人でした。

(6年生 本村陸さん)「嬉しいです。去年よりも疲れた。距離が違うけど。」

(6年生 安岡千紘さん)「全然練習してなかったんですけど、最後まで自分の全力出し切れてよかったと思います。」

坂のまち、長崎っ子の意地がぶつかりあった「坂のぼり」。参加した子どもたちは秋晴れのもと、ことしも元気よく走りきりました。
 














