定数20の南城市議会では、7人以上の退席で不信任案の採決は見送られることになりますが、告示前にRBCが報道各社と実施した調査では、立候補者25人のうち21人が不信任案に賛成すると回答。

南城市議選立候補者 市長不信任への賛否一覧


反対すると回答したのは1人、未定が2人、無回答が1人で、賛成以外の回答をした候補者4人全員が当選したとしても古謝市長は失職する見通しです。

こうした状況のなか古謝市長は2日、報道各社の取材に応じ、改めてセクハラを否定したうえで、失職した場合に実施される市長選について、「それはしっかりやります」と述べ、立候補を明言しました。

▼南城市・古謝景春市長
「私はセクハラはやってない。それはしっかり市民も理解をして、今いろんな方々が古謝市長頑張れということで、元議員とか、今頑張ってますから、それはその(自らを支持する)4人の票差に結果が表れるだろうと思っていますので」

南城市議選は今月9日が投票日で、3日から期日前投票が始まっています。今後古謝市長が失職した場合、南城市では50日以内に市長選挙が実施されることとなります。