やり直しの裁判で無罪が確定した袴田巖さんの姉・ひで子さんが、イタリアでの国際会議で死刑廃止などを訴えたことを振り返りました。
ひで子さんは、11月1日、静岡県浜松市内で記者会見を開き、イタリアで行われた国際会議に参加したことを振り返りました。
ひで子さんは一度は死刑判決を受けた巖さんが長年にわたり、死刑執行の恐怖にさらされ心身ともに大きな影響を受けたことなどから、死刑制度の廃止を訴えています。
10月28日、イタリア・ローマで開かれた世界の宗教指導者らが集まる国際会議に招待され、死刑廃止についてスピーチを行いました。
<袴田ひで子さん>
「世界の皆様に応援していただいてほんとにありがとうございましたと申し上げてきました。お礼も言えたし、これからの死刑廃止運動のお願い出来たし、私は満足しております」
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