部屋に残された決定的な証拠 "犯人の血痕"

高羽さんの夫・悟さん
「(高羽さんは)ここから膝から下が出てるような感じで見えていました。胸の下はすごい量の血でした」

リビングと廊下の間に倒れていたという高羽さん。 当時2歳だった長男の航平さんはリビング奥のテーブルに座っていたといいます。

事件が起きた日のまま残された室内。家賃の総額は2200万円を超えているといいますが、それでも部屋を手放さなかったのは決定的な証拠が残っていたからです。

高羽さんの夫・悟さん
「これが犯人の血なんですね」

玄関に残されていた血の跡。高羽さんともみ合った際、犯人もけがをし、出血したとみられています。

さらに、玄関には24センチの靴の跡も…。

犯人は血を流しながら逃走したとみられ、アパートの外にも血痕が残っていました。

その後、警察が血液を鑑定した結果、現場にいたのはB型の女だとみられることが判明。

履いていた24センチの靴は韓国製だったことなども特定され、警察は目撃情報などから似顔絵を作成し、捜査に当たってきました。