グループ企業の中核会社「TIS」との合併を発表しているインテックは10月31日、来年7月に社名を「TISI」に変更します。

合併に向けてまずは経営管理と技術戦略の各組織を先行して統合し、2027年4月までに営業などの事業組織を段階的に統合させるとしています。

一方、インテックの疋田秀三社長は、創業の地である富山で蓄積したノウハウを強化したいとして、統合後も総務などの本社機能を残す考えを強調しました。

インテック 疋田秀三社長
「富山を縮小するという考え方はありませんので、今後の体制としては、一緒にそれ(蓄積したノウハウ)を共有して、さらにそれをもっと広げていくにはどうするか、そういった考え方で進めていきたい」

また、インテックの2026年3月期の中間決算は、売上高が前年同期と比べて8%増の623億600万円、本業のもうけを示す営業利益は、42.1%増となる73億2800万円で、いずれも中間決算としては過去最高になりました。2期ぶりの増収増益です。