厚生労働省は、全国のインフルエンザの感染者数が10週連続で増加し、前の週のおよそ2倍になったと発表しました。

厚労省によりますと、今月26日までの1週間に全国のおよそ3000の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり「6.29人」だったということです。前の週のおよそ2倍にのぼり、10週連続の増加となっています。

注意報の基準である「10人」を超えているのは、東京、神奈川、千葉、埼玉、沖縄の1都4県で、最も多いのは沖縄の「19.40人」となっています。

また、インフルエンザの影響で全国の1015の学校などで休校や学級閉鎖となっていて、こちらは前の週と比べて3倍近くに増えています。

厚労省はマスクの着用や手洗いなど、感染対策を徹底するよう呼びかけています。