さきほど発表されたコメの平均価格は8週連続で4000円台となり、最高値に迫っています。「国産米」の高止まりが続くなか、民間企業によるコメの輸入が急増しています。
熱々のからあげに、たっぷり詰められていくおコメ。すべてワンコイン以下で買える驚きの安さが「売り」の弁当店です。
「350円、安い。味もおいしいし、ありがたい」
「ごはんもちゃんと普通に入っていて、お得感がある」
コメ価格の高止まりが続くなか、なぜ、こんなに安くできるのでしょうか。
まんぷくや 高砂店 小坂綾佑 店長
「アメリカ産のカルローズ米」
もはや「国産米」を安定した価格で仕入れることができなくなったため、アメリカ産へ切り替えました。5キロ2000円台程度で落ち着かない限り、「国産米」に戻すことは難しいといいます。
まんぷくや 高砂店 小坂綾佑 店長
「安定した価格で供給されることは第一条件になってくる。仕入れているカルローズと国産のお米でだいぶ金額に差がある」
「アメリカ産」のコメといえば、今週、来日したトランプ大統領も昼食会ではアメリカ産のコメを使った料理でおもてなしを受けていました。
こうしたなか、いま急増しているのが「民間企業による“アメリカ産”のコメ輸入」。今年度の上半期の輸入量は7万714トンと、去年の1000倍を超えました。民間企業が海外からコメを輸入する場合、1キロあたり341円という高い関税がかけられますが、それでもなお、「国産米」より安いという現状。
農水大臣はこの状況に…
鈴木憲和 農林水産大臣
「外国産米の輸入はどこと競合するかといえば、低価格の特に業務用(のコメ)。低価格帯も含めた多様なニーズに応えられるような、多様な生産を確保することが何よりも重要」
就任直後からコメ価格に「コミットしない」とし、「価格はマーケットの中で決まるべきだ」との見解を示す鈴木大臣。ただ、相も変わらずコメは高いまま。
ついさきほど発表されたスーパーでのコメの平均価格は、5キロ4208円と、8週続けて4000円台に。消費者はすっかり諦めモードです。
「うちは息子が食べるから買わないわけにいかない」
我慢も限界のなか、いつになったら本当に落ち着くのか。
農水省はきょう、来年産のコメの需給見通しを公表しました。生産量は需要の最大値に合わせた711万トンと、ことしより少なく設定。前政権が掲げたコメの増産方針から一転、新大臣が掲げる「需要に応じた生産」を重視した形です。
ただ、需要も生産も見通しどおりにはいかないこの頃。コメが「物価高」の代表選手で居続けるのは避けたいところです。
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