記憶障害や自殺未遂 閉鎖病棟に隔離 渡された「紙と色鉛筆」
彼女が患った病気とは、うつ病。
看護師として働いていた真幸さんは、人間関係が原因で好きだった仕事を辞め、自分を否定するように・・・
症状は日に日に悪化していきました。

(真幸 愛さん)
「もう本当に食べても砂を噛んでるみたいだし、味はわからない、見えるものはモノクロだし、香りも感じない。本当にないない尽くしすぎて1秒先が見えない感じ。どうやって生きていけばいいんだろうみたいな感じでしたね」

記憶障害が出るほど深刻で、3度の自殺未遂を繰り返し、一時は、閉鎖病棟に隔離される状態に。
この入院中に看護師から渡されたのが、紙と色鉛筆でした。
最初は時間つぶしで描いていましたが、絵を見た看護師が喜んでくれたことが真幸さんが再び前を向くきっかけとなりました。

(真幸 愛さん)
「なんか死にたいと思ってるのに私の心の奥底は生きようとしてるんだなみたいな、すごく気づく部分があって」















