入院患者への暴行事件が起きた「旧滝山病院」で、暴行を受けた患者とは別に入院中に死亡した患者の遺族が、当時の院長らに8800万円あまりの賠償を求める訴えを起こしました。
東京・八王子市の精神科病院・旧滝山病院では2023年2月、複数の看護師が患者らに暴行していたことが明らかとなっています。
暴行を受けた患者とは別の入院中に死亡した患者3人の遺族がきょう、当時の院長らにあわせて8800万円あまりの賠償を求める訴えを東京地裁に起こしました。
訴えを起こしたのは、入院中に死亡した60代から70代の患者3人の遺族で、入院中に床ずれなどの症状がありながら適切な医療を受けられずに死亡したなどと主張しています。
死亡した患者の遺族
「恨みや憎しみが一番大きい。治療されず殺されてしまったのではないか」
遺族はこのように話し、「病院でどのようなことが行われていたのか、真実を知りたい」と訴えました。
注目の記事
思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

恒星間天体「3I/ATLAS」まだ“真の姿”を見せていない可能性…原因は「宇宙線による日焼け」か 太陽系外から飛来した天体の謎

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

【独自】旧統一教会の"財産移転先"天地正教とは 「弥勒菩薩は文鮮明氏」宣言から濃くなった教会の色...過度な献金要求を元信者が証言 二代目教主「乗っ取られた」旧統一教会の見解は【実態取材・前編】

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本

「すごい話題の宝庫」元新聞記者が限界集落で新聞社 地域密着の小院瀬見新聞「すばらしい過疎地」発信 富山・南砺市









