固めた砂を削って作る彫刻=サンドアートの出来栄えを競う全国大会が、宮城県東松島市で始まりました。

大会には国内外から10人が参加して、3日間にわたる作品作りをスタートさせました。
4回目を数える大会には、ウクライナや台湾といった海外を含む10人が参加し、午前8時の合図に合わせて制作をスタートさせました。

サンドアートは、水で固めた砂をスコップなどで削って完成させる砂の彫刻です。

作品の高さは180㎝で約7トンの砂を1人で削り、11月2日までの3日間で仕上げます。

アイデアやデザイン、技術の高さなどで優勝を争います。
秋田からの参加者
「参加は3回目でちょっと慣れてきたこともあるのでいつもより大胆に出来れば」

石川からの参加者
「現実と非現実が入り混じったシュールな海の中の世界を作ろうと思う」
大会実行委員長 保坂俊彦さん
「今回初めて台湾から2人とウクライナから1人が来ているので、それぞれ作風やスタイルがあると思うのでその違いを見てもらえれば」

制作の様子は無料で見学することができます。
11月3日には表彰式のほか、サンドアートのワークショップも開かれます。
完成した作品は2026年2月ごろまで展示される予定です。

雨が降っている間はサンドアートにシートをかけて保護するということです。
 
   
  













