2024年9月、能登地方を襲った豪雨で石川県輪島市の塚田川が氾濫し、中学3年の女子生徒を含む4人が犠牲になりました。
応急復旧工事は完了しましたが、国土交通省は、再び土石流などが発生した場合に備え、新たに監視カメラを設置し、ホームページ上で公開しました。
輪島市の塚田川は2024年9月の大雨で氾濫し、中学3年の女子生徒を含む4人が亡くなりました。

川の護岸復旧や土砂をせき止めるための応急工事は完了しましたが、上流には依然として能登半島地震で崩れた大量の土砂が堆積しています。
大雨で再び氾濫した場合に備えて、国土交通省能登復興事務所は、塚田川の上流2か所に監視カメラと、増水を知らせる水位計、それに雨量計を設置しました。

能登復興事務所調査課・江渕直嗣課長「上流域、山の方からこういった川の映像であったり、水位の情報は皆さんが避難する上での有効な情報になりますので、公開することで、皆さんの役に立てばと考えております」
監視カメラの映像や水位計のデータは国土交通省の専用サイトで公開が始まり、能登復興事務所は住民の避難に役立ててほしいとしています。














