広島県府中市の市道で30日朝、普通貨物自動車が歩行者の男性をはねる事故がありました。男性は一時、意識不明の重体になりました。

警察によりますと、30日午前5時45分ごろ、府中市高木町の市道を歩いていた男性を、会社員の男性(66)が運転するライトバンがはねました。

歩いていた男性の身元は分かっていませんが、この事故で頭を打っていて、重体で福山市内の病院に運ばれましたが、その後、意識が回復したということです。

付近にいた人が「車と歩行者の事故。歩行者が土手下に転落していて、呼びかけに応答がない」と110番通報しました。

現場は芦田川の堤防の上にある直線道路で、歩道は無く、道路とのり面の間にガードレールもありませんでした。事故当時は日の出前で、周辺に街灯も無かったということで、警察が事故の詳しい原因を調べています。
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