長崎県の県央地区の警察署に勤務する70代の非常勤職員が、勤務中に動画を視聴するなどの職務怠慢行為があったとして、所属長訓戒の処分を受けていたことが分かりました。

県警によりますと、非常勤職員はことし6月ごろ、勤務時間中に私物のタブレットを持ち込み複数回動画を視聴したり、居眠りをしたということです。

この職員は、所属長から指導を受けた7月以降も、同様の行為を繰り返したということです。

さらに7月以降、十数回にわたって勤務日誌に虚偽の勤務内容を記載して提出していたということです。

県警は、「業務改善の見込みがない」として、10月10日付でこの職員を所属長訓戒処分としました。

職員は、「職務に対する怠慢であった」「反省しています」などと
話しており、10日付で辞職したということです。

県警は「必要な指導教養を推進するとともに、幹部による業務管理・人事管理の徹底と充実を図り、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。