秋も深まり朝晩の冷え込みが増すなか、青森県弘前市の庭園では一足先に冬支度がはじまり、雪から枝を守る雪吊り作業が行われています。

弘前市の藤田記念庭園では、樹木の枝が雪の重みで折れるのを防ぐ「雪吊り」作業がはじまりました。

高さ約7mのアカマツには約10mの支柱が立てられ、作業員7人が28本の縄を円錐状に下ろし、さらに1本1本の間隔が均等になるよう松の枝に縄を固定しました。

弘前市みどりの協会 藤田浩司さん
「雪囲い・雪吊りと紅葉。バックには天気のいい日には岩木山も見えますので、そちらの方のコラボを楽しんでいただきたい」

藤田記念庭園では、11月10日頃まで雪吊り作業が行われ、その後に雪囲いをして約50本の木々を雪の重みから守ります。