カフェで働いた自分の「困り感」からエプロン職人の道へ
原さんは兵庫県出身。12年前、水族館での短期アルバイトをきっかけに沖縄に移り住んだ。その後、アパレル業界やカフェで働く中で、あることに気づいた。
「アパレルにいた頃は、メンズ・レディースそれぞれあって、用途によっていろんな種類があったりとか。その後、カフェに戻ってエプロンを探した時に、選択肢がなくてすごく困ったんですよね」
服には無数の選択肢があるのに、毎日身につける仕事着であるエプロンには、なぜこんなにも選択肢が少ないのか。その疑問が、原さんを動かした。
「ないなら作ってみようかなと思って」
その “思いつき” が、エプロン職人としての人生の始まりだった。














