絵画や書などを展示販売し、その収益を社会福祉に役立てる「歳末助け合い美術展」が岡山市北区で始まりました。

備前焼の人間国宝・伊勢﨑淳さんの作品に、去年、文化功労者に選ばれた高木聖雨さんの書。国の内外で活躍する芸術家などから寄せられた作品、約480点が展示されています。山陽新聞社会事業団が、社会貢献を目的に1948年から毎年開催しているチャリティー展です。作品は入札方式で販売され、収益金は社会福祉施設などに贈られます。

(山陽新聞社会事業団 江見肇専務理事)
「お気軽に見ていただいて、自分の好みの作品を何べんも見て、やっぱり欲しいなと思ったら札を入れると。これもまた楽しみなんですね。肩の凝らない美術展です」

「歳末助け合い美術展」は、来月(11月)3日まで開かれます。