災害廃棄物の受け入れを想定した研修会が、28日に宮城県亘理町で行われ、職員らが、仮置き場を設置する手順を確認しました。

「お父さんのお名前の罹災証明書とかってありますか?」

宮城県亘理町荒浜で行われた研修会には、市町村の職員ら約50人が参加しました。

家電や布団など廃棄物の種類ごとにスペースが設けられ、職員が、廃棄物を持ち込む人たちを誘導していきました。

罹災証明書を確認するなど、職員は、仮置き場を運営するための手順を確認していました。

県廃棄物対策課 庄子克巳課長:
「支援する県側としても、この手順を確認することで、より有効な助言ができる。これをきっかけとして、さらに現場での対応力の向上に努めていきたい」

研修会では、大型の石膏ボードや木材を砕く「破砕機」のデモンストレーションも行われました。

会場となった場所は、実際に災害が起きた際、町の仮置き場として使われる予定だということです。














