先発はモイネロ。レギュラーシーズンは24試合に先発し、12勝3敗、防御率1.46。パ・リーグCSファイナルステージ第1戦は7回無失点。第6戦は7回1失点。
打線は1番レフト・柳田、2番センター・周東、3番ライト・柳町、4番ファースト・山川、5番サード・栗原、6番ショート・今宮、7番セカンド・牧原大、8番キャッチャー・海野、9番ピッチャー・モイネロのスタメンを組んだ。
1回表、相手先発・才木に柳田はニゴロ、周東は空振り三振、柳町は遊ゴロで3者凡退に抑えられた。
1回裏、モイネロが1死から中野に右安打を打たれる。森下から空振り三振を奪うが、佐藤輝に適時右二塁打を打たれ1点を先制される。
2回表、先頭の山川が四球で出塁。しかし栗原は空振り三振、今宮は遊ゴロ併殺打に倒れた。
3回表、先頭の牧原大が左二塁打を放つ。海野は空振り三振、モイネロは三ゴロ、柳田が四球を選び2死一、二塁とするが、周東は空振り三振で無得点に終わる。
4回表、1死から山川がバックスクリーン左に2号ソロを放ち、同点に追いついた。
4回裏、1死から佐藤輝に一安打を許す。大山の打球を栗原が失策し1死一、二塁とピンチを招くが、熊谷を空振り三振、坂本を左飛で無得点に抑える。
5回表、先頭の牧原大がフェンス直撃の右二塁打を放つ。続く海野がバスターするが、一ゴロで二塁走者・牧原大が二、三塁間タッチアウト。海野も二塁タッチアウトで2死。モイネロも空振り三振に倒れた。
5回裏、先頭の小幡に遊安打を打たれる。犠打で1死二塁となるが、近本を中飛、中野を遊ゴロに抑えた。
6回表、先頭の柳田が右安打を放つ。周東が犠打で1死二塁とすると、柳町が適時右三塁打を放ち、勝ち越しに成功する。山川が四球で1死一、三塁となると、相手2番手・及川が登板。栗原はニゴロ併殺打に倒れ、追加点は奪えず。
6回裏、先頭の森下に四球を許す。森下に二盗を決められると、佐藤輝を申告敬遠で無死一、二塁とする。それでも大山を中飛、代打・ヘルナンデスを投邪飛、さらに今宮の好捕で坂本を遊飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。モイネロは6回4安打1失点でマウンドを降りた。
7回裏、2番手・藤井がマウンドに上がる。山川の失策で小幡の出塁を許すと、続く代打・髙寺から空振り三振を奪うが、海野が捕逸し1死三塁となる。それでも近本、中野から空振り三振を奪い、無失点に抑えた。
8回表、相手3番手・岩崎から先頭の代打・ダウンズが四球で出塁。周東がセーフティ安打で1死一、二塁とする。柳町は中飛、山川は申告敬遠で2死満塁も、栗原は投ゴロで無得点に終わる。
8回裏、3番手・松本裕が登板。森下を中飛、佐藤輝を遊飛で2アウトも、大山に死球を与え、島田に右安打を打たれ2死一、三塁のピンチを招く。それでも坂本を遊ゴロに抑えて無失点に抑えた。
9回裏、4番手・杉山が無失点に抑え日本シリーズ初セーブを挙げ、ゲームセット。














