高校サッカーからJリーグへ。異例の転身となった青森山田高校サッカー部の黒田剛総監督がJ2のFC町田ゼルビアの監督就任会見に臨み、新たな挑戦へ意気込みを述べました。

※FC町田ゼルビア 黒田剛新監督
「高体連高校サッカーの指導者の代表として、例えプロとして経験していない指導者であってもがんばりによってはJリーグの世界で出来るんだと私がチャレンジすることが有効だと感じた。自分の今までのキャリアを全てぶつけるつもりでがんばっていきたい」

就任会見で意気込みを述べた黒田新監督。1995年から青森山田高校サッカー部の監督を務め、冬の全国選手権で3回の優勝。昨年度はインターハイ、U―18プレミアリーグ東地区、全国選手権と全国3冠を果たしました。こうした実績をもとに今シーズンJ2で22チーム中、15位と低迷した町田ゼルビアでは、「隙の無いサッカー」を掲げて、J1昇格を誓います。

※FC町田ゼルビア 黒田剛新監督
「(勝利への)メンタリティー、モチベーションにプロ・アマチュアの垣根はない。支えてくれる人たちの笑顔が見たい、歓喜を味わいたい、町田全体がそういうものに包まれる、そういう瞬間を分かち合いたい」

黒田新監督は12月28日に開幕する全国高校サッカー選手権大会が大会が終わり次第、来シーズンに向けて本格的に動き出します。