28日正午ごろ、盛岡市にある岩手大学の構内でクマが目撃されました。大学は全ての学部で午後の講義を休講とし、警察などが付近の警戒にあたっています。

警察や大学によりますと、28日の正午ごろ、盛岡市上田にある岩手大学構内の外国人留学生の宿舎「国際交流会館」の近くで、学生が体長約1メートルのクマ1頭を目撃し警察に通報しました。
クマは一時構内にとどまっていましたが、現在行方は分からないということです。

(学生は)
「こんな生活圏まで下りてくるんだなと。怖いですね」
(留学生は)
「怖いので今すぐ寮に帰ります」

大学では安全確保のため、全ての学部で臨時休講としました。警察はまだ近くにクマがいるとみて警戒にあたるとともに、付近の住民に注意を呼びかけています。
また大学は安全確保のため、全ての学部で午後の講義を臨時休講としていて、休講は29日も続く予定です。














