寿司やゴルフなどさまざまな場面で利用することができます。
訪れた先で納税すると、その場で返礼品がもらえる「現地決済型ふるさと納税」が宮城県内でも導入されています。

現地決済型ふるさと納税が導入されたのは、宮城県利府町森郷のゴルフ場「利府ゴルフ倶楽部」です。10月15日に導入されました。

千葉陽太記者:
「ゴルフ場に設置された、こちらのタブレットからふるさと納税を申し込むと、1万円の納税額ごとに、3000円の施設利用券を受け取ることができます」

現地決済型ふるさと納税は、訪れた先でふるさと納税の手続きを済ませた後、その場で受け取った返礼品をすぐに使えるのが特徴です。

このゴルフ場では、設置されたタブレット端末で名前や電話番号などの個人情報を入力した後、クレジットカードでふるさと納税を決済することで、その日から1年間使用できる施設利用券を受け取ることができます。

藤岡章夫 利府町経済産業部長:
「ゴルフをプレーした後、すぐにこの端末でふるさと納税できる。この施設で(現地決済型ふるさと納税を)利用してもらって、利府町にも来てもらって、全ての人が幸せになれば」

現地決済型のふるさと納税は、塩釜市でも。

市内の人気寿司店・廻鮮寿司塩釜港では、10月から現地決済型のふるさと納税を導入しています。

こちらでは、店舗のQRコードを読み取って申し込みをすると、30%分の電子クーポンが返礼品として発行され、その日から利用することができます。

東京から訪れた人:
「こういうサービスがあるといい。足を運びやすくなるというか、みんなで行こうとなる」

こちらの店舗では、すでに12人が利用したということです。

塩釜港 鎌田秀也会長:
「塩釜のマグロを塩釜だけでなく、県外の人にも食べてもらおうと思い。そうしたら塩釜市の良さを分かってもらえると思い始めた」

塩釜市では、現在、飲食店やレジャー施設など、9店舗が対象となっていて、利用可能な店舗は随時増えていくということです。