来年産の食用のコメの生産量について政府が増産方針から一転して今年より減産させると明らかにしたことを受け、JA北海道中央会は需要に合った作付けを行うと理解を示しました。

鈴木農水大臣は来年産のコメの生産量について「需要に応じた生産」を原則にするとして生産量の目安を今年より2%少ない711万トンと示しました。
コメの価格が下がらない中、政府は増産の方針から一転させた形です。
JA北海道中央会の樽井会長は27日の定例会見で、この方針に理解を示しました。

JA北海道中央会 樽井功会長
「来年度に向けては生産者のみなさんもどうなるのか増産をしてどうなるのかという不安を思っている人も多いと思う。北海道のJAグループも今まで通り「需要に合った生産の目安」に沿った作付け推進を行っていく事が必要じゃないかな」
コメの価格については「生産者と消費者双方が納得できる価格を見極めないといけない」と述べました。

一方、胆振の白老町で起きた鳥インフルエンザについては本州の卵を道内に回してもらうなどスーパーの棚から卵が消えないよう努力していくと話しました。














