週明けの東京株式市場で、日経平均株価が史上初めて5万円を突破しました。大分県内でも投資への関心が高まる一方で、様々な声が聞かれました。
大分市内の証券会社では、5万円を突破した午前9時過ぎから問い合わせが殺到し、スタッフが株の売却や買い増しについての相談や対応に追われていました。
(岩井コスモ証券大分支店・井上逸人支店長)「歴史的瞬間ですね。これから株がどうなっていくんだということで多くの問い合わせをいただいている」

半年前は3万5千円台だった日経平均株価は、終値でも5万円を突破。専門家は「新しい時代の始まり」と評価します。
(岩井コスモ証券 投資調査部フェロー・有沢正一さん)「日本経済のデフレ脱却が見えてきたそこにもってきて今回の高市総理の誕生で経済成長を目指すと力強くおっしゃっているのでこの辺が一体になって新しい時代が来たと考えてよい」
5万円台という歴史的な株高に街の人の反応はー
(街頭で)「5万円はすごい。一気に今度落ちる可能性もある。今の政権がうまくいかなかったら、新総理になっていろいろ変わるかなと思っていたので、株価が上がる流れだと思う」「あんまり実感はない。2~3年前と今は全然違う。世の中が本当にどうなるんだろうと思いながら今はー」

株価の値動き対する個人投資家の関心も高まっています。今後の見通しについて専門家はー
(有沢正一さん)「ここのところ急ピッチで上昇してきたので、このペースでどんどん上がっていくというのは考えにくい。トランプさんとの首脳会談が非常に注目されるがその辺を経てちょっとおとなしくなって5万円台で値を固める展開になるのでは」
今週には日米の中央銀行による金融政策を決める会合も控える中、上昇を続けられるか予断を許さない状況が続きそうです。














