「食」に力を入れる阪神百貨店がリニューアル。スイーツ部門の売り場を強化です。

 百貨店激戦区の大阪・梅田。“食の阪神”とも呼ばれる阪神梅田本店は去年12月から、より時代に合わせた売り場づくりを目指し、大規模なリニューアルを行っています。

 力を入れるのはやはり「食」の分野で、1階には全国のこだわりのローカルフードが揃う「うまいもんみっけ」が10月4日に先んじてオープン。

 11月には淡路島の藻塩を使ったクッキーなど、阪神がイチから開発に携わった地域の食材にこだわったスイーツなどが販売される予定です。

 静岡県朝霧高原の牛乳をたっぷり使ったチーズケーキ「あさぎりフロマージュケーキ(691円)」や、伊勢名物の「赤福」を手がける老舗店の和洋菓子「あずきコルネ和三盆クリーム」「さつま芋コルネ」各1本350円も登場です。

 今回のリニューアルオープンする店の約半数が全国初出店のものなど、ここでしか食べられないスイーツだといいます。

 (阪神梅田本店・フード営業統括部 南木秀介部長)「やっぱりわれわれは『食の阪神』ですので、『食』の強化がお客さまに喜ばれると思っています。日本の食の魅力であったり、ここでしか買えないアイテムの魅力を感じていただきたい」

 阪神梅田本店の食品フロアは11月12日にリニューアルが完了します。