事件当日のディン容疑者の動きは
捜査関係者によりますと、事件があったグエンさんの部屋には監視カメラが設置されていましたが、カメラが壊されたような状態で見つかっています。
関係者によりますと、ディン容疑者は2022年から佐伯区の食品メーカーに勤務し、食品の製造ラインで生産の補助を担当。勤務態度に特に問題はなく、プライベートでは主に同居する仲間たちと交流していたということです。一方で、事件当日となる15日、ディン容疑者は、体調不良を理由に勤務先の会社に遅刻して出勤してきたということです。
また、ディン容疑者の知人によりますと、容疑者は金銭トラブルも抱えていたといいます。また、現場周辺の住民は、グエンさんとディン容疑者の間に事件前からトラブルがあったと話しています。警察は事件の動機などについて慎重に捜査を進めています。
一方で、グエンさんは5月30日の夜、自宅近くで見知らぬ女から、暴力をふるわれけがをしたとして、警察が、傷害事件として捜査をしていました。
警察は今回の殺人事件と傷害事件との関連の有無も含め、事件の詳しいいきさつを調べています。














