フランスで開かれた日本酒のコンクールで、山口県岩国市の酒造会社が最高賞に輝きました。

最高賞に選ばれたのは、八百新酒造の「雁木純米大吟醸鶺鴒」です。27日、小林久茂社長らが知事に受賞を報告しました。
日本酒1083点が出品された国際コンクール「KuraMaster」で、最高位のプレジデント賞に選ばれました。
鶺鴒は県内産の酒米「山田錦」を100%使い、フルーツのような香りとほのかな甘さが特徴です。審査委員長から「人々をつなぎ世界を一つにする力を持っている」と評価されました。
八百新酒造 小林久茂 社長
「世界を一つにすることができる素直な酒をつくろうと頑張っていますので、まさに我が意を得たりという感触を持ちました」
クラマスターは2017年から毎年開かれていて、プレジデント賞の受賞は中国地方で初めてということです。
八百新酒造は、受賞をフランスなどヨーロッパでの販路拡大につなげたいとしています。













